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前回から、スマートインターフォンについて考える連載をはじめました。

[IPインターフォンの世界1]スマート時代の呼び鈴

 

今回は、そのPart2です。

 

ところで、皆さんのご自宅の玄関には、どんな呼び鈴がついていますか?

ピンポンチャイムや音声通話だけでなく、いまや来客をカメラで確認しながら応答できるものが量販店などでも買える時代になりました。

定番としてはパナソニックのテレビドアホン。映像がカラーなのはもちろん、日時とともに録画して、さらにSDカード等に保存できたり、電話のようにワイヤレスの子機がついているものが普及しています。

 

ただいずれも、基本はリビングなどの壁付け親機と玄関子機が一対一で電線でつながっています(電気式)

 

 

もっとも、最近では、親機と玄関子機の間もワイヤレスでいいものも登場しました。

これは、親機と玄関子機が、DECT(デクト、Digital Enhanced Cordless Telecommunications)と呼ばれるデジタルコードレス電話の規格で通信しています。
ちょうど電話の親機とワイヤレス子機のような関係、というわけです。

さらに、パナソニックの「外でもドアホン」は、室内子機に加えて、外出先でもスマートフォンで来客を確認できるようになっています。

一見すると、壁付け親機、玄関子機、室内子機などがすべてIoT(Internet of Things)としてネットワーク上に繋がっているようですが、基本は壁付け親機と玄関子機が電話線(有線もしくはワイヤレス)で一対一でつながっているにすぎません。

以上をまとめると、従来型のインターフォンでは、

●壁付け親機、玄関子機、室内子機は、その電話固有の電波(DECT)の届く範囲で通話が可能

●外との連携にあたっては別途インターネットに接続している

という仕組みになっています。

 

次回は、このDECTを使った従来型の方法と比較しながら、SUITE Smarthomeの採用するIPインターフォンについて説明していきます。

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